宮本憲一さん講演 東日本大震災・TPP問題と国土環境問題 2012.3.10

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要点を書いておきます。
阪神淡路大震災との違い
・災害時の瓦礫とアスベストの問題
・瓦礫の処理が遅れている問題
・災害は想定外ではなく人災
構造改革自治体が弱体化し復旧を妨げている
原子力災害は人災
・日本での原子力の歴史
石油ショック原発
電源三法による交付金、寄付金、固定資産税の問題
・財政による原発政策が原発を集積させた
・安全の神話
・リスク論の問題
・公害対策基本法に入れられなかった放射能
原子力行政の根本的な欠陥
・東日本の復興は人間の復興でなければならない
・便乗型復興・創造的復興は実態に合っていない
・瓦礫、農業、住宅の問題を着実に片付ける「身の丈にあった復興」をすべき
脱原発への確信を持つべき
原発は廃棄物の処理ができず技術として完成していない
・世界の環境を保全するWEOが必要
・TPPは貿易だけでなくすべての経済行為が対象
・日本はFTAが進んでいるのですでに開国している
・TPPに加入しても貿易が進むとは考えにくい
・農協だけでなく医師会が反対
・TPPは日本の自動車業界が積極的だった
・国産米の生産量は90パーセント減少
・農業の環境保全機能
・1980年代後半からアメリカによる経済的な要求がでてきた
・600兆円の公共事業
・日米同盟は軍事同盟というだけでなく経済同盟
・個別のFTAを結んでいく方が自由度が高い
・先進国は食料、エネルギーを自給できるべき
・日本の農業、農村をどうするか
・農業政策の失敗を取り戻す必要がある