国立市のさくら通りの街路樹伐採への抗議運動

「さくら通りの桜伐採 市民抗議で中止」 - 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150120/CK2015012002000121.html

国立市民の知り合いに記録を取ってくれと依頼されたので撮影しました。

国立市さくら通りの街路樹伐採に関する市民運動(2015.1.19 東京都国立市)

春には立派な桜のトンネルを形作るであろう木の枝が、目の前でチェーンソーで切られて地面に落とされ切り刻まれてトラックに積まれていきました。飛び散る木屑が桜の血飛沫のように見えて胸が詰まりました。

私は隣の府中市の住民ですが、国立市のさくら通りは有名で立派な桜が植えられていることは知っていました。
個人的には、ソメイヨシノより街路樹向きの樹木はたくさんあるはずなので、ソメイヨシノを街路樹に使うことはどうかと思うのですが、さくら通りの桜たちは色々困難を乗り越えて50年近く市民と共に成長してきたのだから、できるだけ残して欲しいなあとは思います。
「ただちに」倒木しそうな木の撤去はやむを得ないのですが、素人の私見ながら「ただちに」倒木しそうな木はないように思いました。専門家の意見はどうなのでしょうか?
通行注意の看板を出して台風等で倒木した場合に速やかに撤去できる体制を準備しておけば当面は大丈夫なのではないかと思います。
さくら通りの桜に強い思い入れがある市民は一定数居るので、国立市は拙速に工事を進めるのではなく多くの市民と話し合って欲しいと思いました。

市民の抗議によって19日の伐採と剪定作業は中断されました。

一部の人が市長と面会のために国立市役所に行って市長と会うことはできましたが、工事の方針は変えないということでした。